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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


一人で家に居ると逃げたくなる
考えなくて良い事を
考え過ぎてしまうのに
…でも、用事なら仕方ないか。

[了解!後でね!]

そう送って
荷物を掴み家を出た
昼までまだ数時間あるけど
喫茶店でお茶したり
大好きなインテリア見てたら
スグだよね

お弁当の入った重い荷物は
指先を痺れさせ
ひよる心を逃げられないと
戒める。

逃げちゃダメ。
トモノリに喜んで貰いたくて
朝からオシャレして
お弁当まで作ったんだから

私はトモノリが
好きなんだから。

行く宛なんかないけど
とにかく音が大き方へ歩く
不安を掻き消してくれそうな
賑やかな場所へ…

乾く喉
かさついた唇を潤すリップを忘れて
近くのドラッグストアに入ると

「なぁ、どれがいいと思う?
オススメってある?」

聞き覚えのある声

そっと声の方に行くと

「俺はコレが気に入ってる
薄いし、着けやすい」

トモノリとその友達

手にあるのはコンドームってやつ?!
買い忘れってコレ!?
いや、チャントしてくれるのは
ありがたいけど…
出て行けない!!
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