• テキストサイズ

白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第7章 新たな幕開け


「…まぁ、アレだ。
俺で良けりゃ
出来る限り協力するから
何でも相談しなさいよ

とりあえず糖分補給して
集中しなさいね
そこ、計算ミスってる」

『あ!ホントだ!
ありがとう…』

「いいえ~
赤葦に怒られる前に
救えて良かったデス」

見慣れた笑顔で私の頭を撫で
飴玉を一つ置いて
自分の机に戻るクロ

『仕事に支障出してちゃ駄目だ
集中集中…!』

パンパンと頬を叩き
甘い飴玉を口に放り込み
間違った書類と向き合う

今は恋より仕事!
てゆっか、恋は二の次三の次よ!

自分に言い聞かせて
仕事に生きるんだ、なんて
意気込んでは見たものの

私の本能は
着実に面倒な
恋の沼に落ちていく事になる。

「ありがとうございます
助かりました」

昼休みをすぐそこに控えた頃
山のように積まれていた
雑務がようやく一段落ついた

『いえ…仕事ですから…』

とは言ったものの
飴玉一個では到底補いきれない
疲労感が私の肩に
重くのしかかっていた
/ 1242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp