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好きになったっていいじゃない【アイナナ】R18*完結*

第6章 ご褒美?


ご褒美という言葉が気になったけど今は考えない。


歌詞に想いを込めて、天の歌声を耳で聴いて歌声を重ねていく__






「……どうでしたか?」



私としては満足してる。
天と声が重なった瞬間、感動して鳥肌がたってしまったくらいに。

「うん……ラストの部分『溺れるように』をハモらせたのはどうして?」

「!!ごめんなさい……!つい、気持ちが入り込んで……」

「そう……」


駄目だったかな?
いや、駄目だろ。
勝手に曲をかえたら。



「駄目……ですよね?」


怖くて天を真っ直ぐに見る事が出来ない


「クスッ
(ボクの様子を伺うように上目遣いで見てくるなんて可愛い)」


天……笑ってくれてる?


「どうかした?」

「え……あ……笑ってるように見えたから」

「ボクは満足してるよ」



満足してくれたの?!
マジで?

嬉しいんだけど。


「……キミを選んで良かったよ」


天に褒められた!!
嬉しくて死んじゃいそうだよ
(1人だったら雄叫びをあげてる)


「ありがとう」

「っ……!」


天が……!

天の手が……!!

私を頭をぽんぽんしてくれてるよ



はぁぁああん
幸せ……




「(顔を真っ赤にして可愛いな)」


「こらー!!天!!!勝手にに触るんじゃない!!」




里絵、うるさい
もう暫く幸せに浸らせてよ。








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