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俺と彼女のカンケイ

第8章 八話




門をくぐる。
庭には花壇がいくつかあり、花のかおりが漂う。手入れをきちんとしているのだろう。綺麗だ。
建物自体も外観がとても綺麗。

「…ここが私の家。」

そう、俺はある日の放課後、先生の家にきていた。
放課後っていってももう大分経ってるが。
先生の旦那さんは出張でいないらしく、だから俺を家に誘った。
俺の家からそんな遠くはない。
ここに来るときに周りに気を配ったが、先生は堂々としていた。
バレたくないって言ってたのに…。

先生は鍵を取り出して扉を開ける。

「…さ、どうぞ。」

「…お邪魔します。」

二人共中に入ると、先生は鍵を閉めた。
先生が俺を誘った理由はたった一つ。それも分かってる。
閉めた途端に後ろからギュっと抱きついてきた。

「…アナタに触れたかったの。」

………。
ほぼ毎日というわけではなかったが、保健室でしたあの日から度々身体を重ねていた。といっても放課後だけだけど。

「……キス、したい。」

先生のその一言で、お互いに抱きしめ合って唇を重ねた。
ぴちゃぴちゃと徐々に激しいキスへ変わる。
何分間続いたのだろうか。
離した頃には先生は支えられないのか、俺へもたれかかってきた。

「……寝室…行きましょ。」

…………。






2人用のベットがギシギシと揺れている。
寝室も綺麗に掃除がされていた。

見慣れない部屋。

「…んっんっ、ああぁっ…あっあっ!」

先生の喘ぎ声が部屋に響く。
ほんのりピンク色に上気した肌。何度も見た先生の裸体なのに、いつ見ても綺麗に思えるし、色っぽい。
騎乗位で先生は腰を夢中で振りたくっていた。

「…気持ち良いですか?」

下から突き上げてそう尋ねると、先生はうんうんと頷いてみせる。

「…アッアッ!うん…はあああっ!あっ、イイっ…気持ち良いっ…!あああん!ハァンッ!…きちゃうっ、イク…あっあああっ、あああああっ…!」

絶頂しても尚、突き上げる。
ズチュッグチュッと動かす度に聞こえる。


「…あああああん…!またきてるのぉ…っ、あっあああ…っ、気持ち良い気持ち良い気持ち良い…っ!ああああんっ!」

腰を振る余裕など先生にはもうなく、俺から与えられる快感に顔を真っ赤にしながら喘いでいた。

何度目かの絶頂後、脱力して俺へ倒れこんできた。
息が荒いまま口付けてくる。

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