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恋ぞつもりて(裏)~声優さんと一緒~

第39章 pounding


騒然とする現場。


「あやめ!」

マネージャーが駆け寄って来る。

「大丈夫。過呼吸ですから。」


「最近は、出てなかったんだけど…」

俺の横に座り込み、あやめの顔を覗き込む。


「落ち着いたみたいですね。」

汗で濡れた髪が額や頬にくっつく。

その髪を横へ運ぶ。

瞼は閉じられたままだが、呼吸は安定しているようだ。

「もう大丈夫だね。」

「とりあえず、30分くらいこのままにしといて貰えますか?」

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