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放課後の図書室
第8章 ホントの気持ち?
なんで僕は…
自分が自分で理解出来ない。
ずっとずっと実音は
“めんどうな後輩”
だった。
でも、昨日は
『女の子』
に見えた…?
僕は
僕は
僕は
実音のことが好きなのか…?
ぐるぐると頭の中で実音の顔がまわる。
バカだ、僕は。
考えれば、わかることじゃないか。
いつも
いつも
実音といる時間は
キラキラしていた。
実音に対する態度には出さなかったけど、
僕もワクワクしていたんだ。
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