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真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*

第7章 ⑦



痛い…

痛い痛い痛い痛い…


何で、何で…


「マク…ベス…」



無意識に、涙がポロポロと流れた。

忘れていた過去が、記憶が、走馬灯のように駆け巡る。


抉られるような胸の痛み。苦しい…



「…思い出した?
僕が、どんなに残酷な奴だって。」


「………」

「ねぇ、…小嬢。
もう1つ、教えてあげる。




僕の、本当の名前。






…マクベスって、言うんだよ。」



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