• テキストサイズ

真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*

第6章 ⑥





「僕…
君とは闘いたくないんだけど。」



低く低く、怒りを抑えた声。



「俺だって、テメェみたいなバケモノと
闘いたくないわ。

あー、おっかねぇ…」


コブラはブツブツと言いながら、
気怠そうに立ち上がる。


「俺とした事が…
夢中になってて、気付けなかったわ。」

「…あ"?」

「自分の所有物(モノ)なら、ちゃんとマーキングしとくんだな。」

「獣か。」

「そうだよ。
俺は、獣だよ。」


/ 77ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp