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真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*
第3章 ③
「僕も、こんな雨の中、
仕事なんかしたくないから。」
椅子に掛け、そのままになっていた上着。
それに袖を通し、ミッドナイトは出入り口の前に立った。
「…いってきます。」
「いってらっしゃい。」
当たり前になった、やり取り。
当たり前になった、この関係。
…これで
…これで、良いの。
ミッドナイトと一緒に居ることが出来る時間。
ミッドナイトと一緒に話すことが出来る時間。
私は、十分…幸せだから。
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