• テキストサイズ

真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*

第3章 ③



でも…

それなのに…


ミッドナイトは椅子から立ち上がり、私の前に立つ。

そして、手を私の後頭部に回し、自分の肩に乗せさせた。

優しく抱き寄せ、耳元で静かに呟く。



「仕事が終わったら、また来るから。
そしたら、ちゃんと話す…」



意を決したかような言葉。

私は、それを黙って受け入れた。


ミッドナイトの腰に手を回し、温もりを感じる。

眠る時とは違う、強い心音が体に届いた。

/ 77ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp