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13歳

第1章 入学式


ガラガラガラ。

教室のドアを開ける。

教室にいるのは大半が男子で、女子はほとんどいない。

大半の男子は本を読んだりとそれぞれ静かに席に座っている。

うっわ、真面目そー。馴染めるかな?



と、その時。

「おおおー!かえでー!」

ハイテンションな声がして、肩をたたかれた。

「亜美!」

「うわー、真面目そーだね・・・」

亜美が眉をひそめる。

亜美とは小学校でも仲よかった子だから、てっきりクラス離されるかと思ったのに・・・!

「まさか、うちらがおんなじクラスだとはねー!www」

「それな!ww 離されるかと思ってた!w」

ストレートロングの髪を揺らして亜美が笑う。


うちらが他愛もない話をしていると、ガラガラと扉が開いた。


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