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【夏目】あの人との物語【男主】

第2章 的場さんと私(2)







簡単に体を拭いて的場の自室(といっても仮のものだが)へ戻ってきた早々、は不機嫌な顔で上機嫌な的場に言った。



「本っ当に的場さんって、」
「何です?」
「意地悪ですよね。少し治した方がいいと思いますよ」
「フフ、考えてみます」



そう言うと、的場はに触れるだけの口付けをした。
自然と目が合い、クスリとは笑う。



「的場さんの、その目が嫌いです」
「私も、この目は嫌いですよ」



気が合いますね、と続けて、今度はから口付けた。






あとがき。
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