第22章 約束はきっとこの日のために
私が部屋に入ってから5分。
どう話を始めたらいいか分からずにずっとこのまま。
アレン「...紅里はどうしてあの楽譜を?」
私「...全部話す。約束だしね。」
私は胸のポケットから5人が写ってる写真を、渡した。
私「私は、母さんと父さん...ネアの娘なの。」
ネアは私が5歳の時に母さんと一緒に死んだの。
私はこのことがショックで5歳以前の記憶が殆どないの。
まぁ、そこは置いといて...
ネアにはお兄さんいたの。
それがマナ。
アレンはマナの連れ子だったの。
そして私達は1度だけあったことがあるの。
私の5歳の誕生日。