• テキストサイズ

【薄桜鬼】おかえり、僕のお姫様…。

第11章 おかえり…。


 
 



沖田「あ、そうだっ」

『?どうかしたんですか?』



にこりと笑い、今度は
私の頬を撫でる。



沖田「まだ、言ってなかったなーって。」

『…何をですか?』

沖田「……やっと、僕の腕の中に戻って来れた、ね?千鶴ちゃん。」

『ぁ…はいっ』










沖田「だから……おかえり、千鶴ちゃん。」





『っ!??』



今まで以上に優しく微笑み、
沖田さんは言った。

思わずまた、涙腺が緩む。

そしてすぐに、涙は溢れ出した。



でも、笑わなくちゃ。



やっと会えたんだもの…

やっと、想いを伝えられて、

ずっと一緒にいられるんだもの…。



笑って、過ごそう…。



私は、涙をこぼしながら───言った。








『ただいまっ…!!』


 
/ 154ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp