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年下のオトコノコ〜番外編〜【HQ】

第1章 報告〜烏野の場合〜




ひとしきり笑って、酒も進んで、つまみもなくなった。

「酔い潰れる前にさっさとかえんべー」

「なあスガ…」

「なんだよ旭。」

「月島に…椎名さんにちゃんとおめでとうって伝えてやれよ?」














ああ
くそ…





やっぱり気づいてたか。
さっき言えてなかったこと。



「今日じゃなくてもいい。気持ちが吹っ切れたらでいい。

お前の口からちゃんと言ってやれ。」

大地まで…





「ああ。今は無理かもしれないけど、



ちゃんと言うよ。









『おめでとう』って。」





そう、

言える日が来たら



必ず。



end
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