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【R18 ハイキュー!!】幼なじみ 及川徹との場合

第2章 幼なじみがコイビトに変わる時



「何って、どういう意味?」

「何するためにつきあうわけ?」

「何って、つきあうのに理由っているの?」

「そりゃいるデショ、てか、理由がなきゃ普通つきあわないじゃん」

理由?

「……好きだから」

「嘘つけ」

「嘘じゃないし」

「嘘だね」

「なんでわかるのよ」

「わかるよ」

「だからなんで」

「……だってずっと見てたから」

「え……」

どうしたの、徹。

なんか、いきなり真面目な顔して。

ずっと見てたって、どういう意味?

なんでそんなまっすぐ見つめるの?

「そりゃそうだろ、小さい頃から知ってるんだから」

あ……

……そういうこと。

なんだ。

「な、なにもう、紛らわしいこと言わないでよ!」

徹も私のこと好きなんじゃないかって思った。

一瞬だけでも自分都合の妄想してたのが恥ずかしい。

自分が好きだからって、徹もだなんて、そんな漫画みたいなことあるわけないのに。

「なに、もしかして俺、おまえの事好きでずっと見てた……みたいなこと思っちゃったりした?」

徹のからかうような視線が痛い。

……バカだ、私。

「な、そんなこと思ってないし!」

慌てて大声で否定する。

「だよな~、おまえ俺の事、嫌いなnだもんな」

……そんなこと言ったつもり、ないのに。

徹は誤解してる。

私が徹のこと嫌いだって。

あの時、おもわずあんなこと言っちゃったから。

あの時の徹のびっくりしたような顔。忘れられない。

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