• テキストサイズ

Blue【気象系BL】

第7章 慟哭の夜に


相葉くんとは、いい関係が続いていて、
メンバーの中でも、
公然の仲になっていた。


仕事はというと、
新しい波が、やってきていた。

後輩たちが、ドームコンサートを成功させるのを、
焦りと不安の中で見ていた俺たちは、

それでも地道にできることを、
前向きに、
俺たちらしくやってきた。


それが項をそうした、
と言うわけでもない。

満を持して、
というのとも違う。

強いていうなら、
『タイミング』


松潤のドラマが高視聴率となり、
それに伴い、俺たちの主題歌も売れた。


『じわじわ』という言葉が当てはまるかもしれない。
少しずつ、
仕事が増えていく。


休みが無くなってきて、

若い女の子だけじゃなくて、
お父さんや、子ども達からも、
声を掛けてもらう機会が増えた。


そうなると、
今まで、何をやっても空回りしてる感があったのに、

すべてが、
『いい方』に転がっていった。



そんな中、
俺たちは、冷静だった。

いつまた、みんなが離れていくんじゃないか、

そう5人とも、

ある意味『覚悟』しながらの、
毎日。
スタンスは変わらず、
『やるべきことをやる』
のまま、

個人の仕事も増えていった。



/ 794ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp