第4章 最後の言葉
「...あっ...しょ.おちゃん..もう..」
「...いいよ..ニノ..いっしょ..イこ..」
「...やっ...ああっ.....んんっ/////」
ニノが達したその締め付けで、
俺も呆気なく、ニノの中で、
果てた。
行為のあと。
シャワーをして、再びベッドの上。
俺が、心地いい疲労感の中、
微睡んだ、
その時。
「...この間さ、○○ちゃんと
寝たんだ..」
あんまりにも、自然にぶっ混むから、
俺は、慌てて、上半身を起こし、
「えっ??」
と聞き返した。
するとニノは、普通に、
何でもないことのように、
「あっちがさ、誘ってくるから、
なんか断るのも、悪いな...って思って。」
ニノは、うわさの彼女との逢瀬を、
あっさりと打ち明けた。
俺は、思わず、正座してニノに向かい、
「寝たって...どこで?..なんで...?」
驚き過ぎて、しどろもどろの俺に、
ニノは笑いながら、
「どこって...彼女のマンション。
なんでってさ、言ったじゃん!
誘われたか//」
「じゃあ、付き合うの??」
食いぎみに言う俺に、
ニノはちょっと驚いたような顔をしたが、
俺に向かって、座り直して、言葉を続けた。