第19章 誕生日、おめでとう！

手のひらで太腿を何度か撫でながら、
内腿から根元へ移動させると、

くすぐったいのか、
膝をクロスさせるように、
俺の手を拒絶する。

「...？」

翔ちゃんの顔を見ると、
真っ赤になって俺を見上げていた。


...ねえ...

そんな表情...しないでくれる？

「触っても...いいでしょ？」
そう聞くと、翔ちゃんは、

「...だって、もう、ドキドキして、
おかしくなりそうで...

緊張...半端ないっていうか...」


......なんて、可愛いんだろう。

素直に、真っ直ぐに伝えてくれる彼に、
俺の母性が目覚める...


...俺に、そんな感情があったことに、
まずは、驚く...



彼を...

翔ちゃんを守りたい...

俺の全部で、この人のことを、

大切にしたい...

......愛したい。


初めて感じる、そんな、
自分でも戸惑う不思議な気持ち...


閉じられた脚の間に、
少し強引に自分の膝を割って入れると、

彼は、目を閉じて、それを受け入れた。

もう一度、俺の刺激のせいで、
赤く、硬く尖った胸の粒を口に含みながら、

黒い下着の上から、
そっと包むようにソコに触れた。


予想はしていたけど、

ソコはもう、熱を集めて
窮屈そうに形を変えていた。


「...智...」


俺を見る潤んだ目が、
誘ってるようで、悩ましい...

...いや、

実際、誘ってるし(〃ω〃)