• テキストサイズ

Blue【気象系BL】

第14章 青空の下、キミのとなり


ちょっと始めから飛ばし過ぎたことを
反省した俺たちは、

夕食までのわずかな時間、

繁華街を散策することにした。


観光客も大勢歩いていたが、
日本人の姿は、見えない。

俺たちは少し大胆になり、
指を絡めて、
店先を冷やかして歩いた。


「3人にお土産買ってく~?」

心なしか、智の声が甘えている。


なんとなく、くすぐったい...(//∇//)

「そうだな...
今回の旅行のせいで、
彼らにもスケジュール調整入ったからね~

なんか、買ってくか~?」


俺たちは、並んで店の中を見て歩き、
それぞれのお土産を選んだ。


「ねえ~..翔ちゃん。
記念に何か買おうよ!」

「そうだね~.....これは?」


この島は黒真珠が有名で、

ユニセックス系のネックレスが、目を引いた。

中心の大きな黒い真珠が印象的だ。


「これにする!お揃いで買う!」

智はすっかりその気だが、
お揃いだと、目立ちすぎやしないかな~...

ファンの子は、そう言うところも、
びっくりするくらい見てるから....


でも、彼はすっかり買う気で...(^^;

ハンドメイドのため、
少しずつデザインが違う...と、

真剣に選んでいる。


「これに決めた!翔ちゃんは、こっち!!」


嬉しそうな彼の顔を見て、
俺も幸せな気持ちになる。


俺は、智の手から、
2本のアクセサリーを取ると、レジに向かった。



/ 794ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp