第19章 猫王子と誕生日
赤司side
僕と一緒に1回でも多くご飯を食べたい。そう言ってくれたが可愛くて、愛しくて、抱きしめた。
の言葉が嬉しくて、真っ赤になった情けない顔を見られたくなくて、抱きしめた。
『赤司』
「…今は少し黙っていてくれ。でなければ…
僕はの事が好きすぎてどうにかなってしまいそうだ」
の心臓がドクドクとペースを上げていく。この原因が、僕と同じだったらいいのに。
『赤司』
「…」
『あのね、赤司に聞いてほしい事があるの』
「…僕に?」
『うん。あたしね…
赤司のこと、好きだよ』
「…は?」