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貴方の夢小説。【おそ松さん裏】

第2章 ここから初めて


うちは夢の中で目を覚ました。

てか今日の夢ヤバイ!!
なんでかって…だってうちは今

見慣れた古そうなお家の前で寝そべっていたからだ。

玄関の表札には松とだけ書いてある

ちょ、ちょ、明日土曜日だけど誰も起こさないでくれよ…。

こんな夢2度と見れるはずないからな!

…てかこの家勝手に入ってもいいのかな…?
いやいやいや恐れ多い!!
いくら夢でもイッチがいる家に入るだなんて!

ガラガラ

突如家のドアが開いた。

「え」

お「え、なにこの子…」
「おっ…おそ松くん!!?」
お「えー、あーそうだけど?」
「でっ、出逢えて嬉しいです!」
お「なんで俺の名前を……」
お「あ、君ってもしや俺のファン?…なんちゃって〜」
「あ、いやファンです!ファンです!」
お(マジかよ…。本当にいるとは思わなかった…)
お「ねぇ?」
「はっ、はい?!」
お「なんで君、パジャマ姿なの?」
「えっ、あ」

そうだった!!あの時深夜に夢小説読んでたからパジャマのままだったぁぁっ!!
恥ずかしいぃぃっ!!

お「そんな格好で道路に突っ立ってたら危ないよ?」
「いや、あの、うち…」
お「なにー?家追い出されたのぉ?お母さんと喧嘩したのぉ?」
「そっ、そうなんです!深夜に家出して来ちゃったんです!」
お「あっそう。頑張ってね〜」

いやおい!!ちょっと待てぇぇぇっ
と思ったがうちの口から零れ出たのは

「は、はい…」

だけだった。
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