• テキストサイズ

黒子のバスケ*Short Stories2

第7章 10月9日*紫原*


なーんか、今日はちんの様子がおかしい。

朝練で会った時は目をうさぎみたいに真っ赤にしてるし。

授業中は珍しくうとうとしてるし。

部活の時も何だかそわそわしてる。

だから、思いきって聞いてみた。

「ちん、どうしたのー?今日具合でも悪いの?何か変。」

「えっ?元気だよ!気にしないで!」

えへへーって笑うけど、なんかいつもと違う笑い方。

「あっ!敦、私氷室先輩に呼ばれてるから!後でね!」

そう言うと、さっさと室ちんのところに行ってしまった。

あと一番嫌なのは、今日はやたら室ちんと喋ってる。

何で今日に限ってそんななの?

今日はオレの誕生日なのに。

/ 323ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp