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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第3章 些細な変化


「それから?」

『え?それだけ…だよ?』

「は?それで通じると思う?」

目を合わせて聞いてみるけど

『だって他にないもーん!』

言う気はさらさらないみたい

「へー…あんな震えるくらいの
怖い夢ってなに……?」

隠し事なんかする仲じゃないでしょ
それとも僕には
言えない事?

『…忘れたもん!!』

布施はそれだけ言って
部屋から出て行った
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