第1章 僕の命をかけてでも
蒼汰サイド
日向にまた明日と言って病室を後にする
ごめん…きっとこれが最後…
「しかし馬鹿な人間もいるもんなんだなぁ、なぁ蒼汰?」
『うるさい…。
…日向大丈夫、僕の命と変えて手術は絶対に成功するから。そうだよね、悪魔…?』
「ああ、どんな望みでも命と引き換えに叶えてやる、絶対にな。」
『よかった、ありがとう悪魔。』
「……ふっ、お前みたいな人間は始めてだせ。
気に入ったぜ、くくっ」
『悪魔に気に入られてもなぁ、さ、僕の部屋に戻って契約を交わそう。』
「後戻りはできねーぜっ。」
このとき、日向はまだ知らない
僕がこんなかけをしてるなんて…。