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【リボーン】空 へ【トリップ】

第4章 03





リ「今日はやけに機嫌が良いんだな…名無しさん」




口元緩め3人を眺めるさんの机に飛び乗りリボーンはちょこんと座る




『ずっと授業中視線を感じてた…それに この前の屋上のアレ…

なぁ?一方的に知られてるってのはどうもフェアじゃねえ気がしねぇか?リトルジェントルマン?』



さんは綱吉達から目を離して、小さな赤ん坊に向いた



リ「フッ…そうだな…
俺はツナの専属家庭教師 リボーンだ!

それはそうとお前 俺たちの仲間になれ!!」




自己紹介ついでと言わんばかりに、スーツを着こなす赤ん坊はそう言った

仲間とは

『部活の勧誘も助っ人もお断りだぜ』


さんの言うような部活動と考えるのが妥当だろう


綱「ちょ!?またリボーン!!やめろって!
ほんと、ゴメンね。名無しさん…」



そんな2人の会話に気付いた綱吉はリボーンを止める
大きな瞳で 困ったように眉毛を下げ 手を合わす綱吉はさながら小動物の様だ


そんな綱吉を見たさんはまるで仔犬の様にシュンとする仕草を見て



『いーよ、それにしてもカワイイなぁ…綱吉は』



そう言ってふわりと笑うとポンポンと頭を撫でた



綱「ンなッ!!!!?」


最近まで学校中でダメダメ ダメツナと呼ばれていた綱吉
まさか自分がクラスの女子…ましてや 噂の美人転校生に頭を撫でられるなんて誰が思っただろう


それは本人も予想し得なかったさんの行動に 綱吉は頬を染め挙動不振になる




獄「気安く十代目に触ンじゃねえ!!」


威嚇するかのように声を荒げる獄寺を無視して頬を緩めてポンポンと撫で続けるさん


山「まぁまぁ、いいじゃねえか獄寺…その仲間ってのは、マフィアゴッコの話か?ぼうず???」




獄寺を止めに入った山本は話が聞こえていたのか補足を付け足す


『あーーだから十代目とか言ってたんだな…と言うかおまえらなんつー幼稚な遊びやってんだよ!?』



ジトッと3人を見ながらため息混じりに答えるさん




獄「遊びじゃねえ!!俺たちは本物のマフィアだ!!!」



そんなさんの机にバンッと両手をついて反論する獄寺








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