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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第30章 『炭酸みたいな恋をしよう! scene2』~櫻井×大野~


【翔】

ふたりが風呂から出てきて、『さてっ』と、潤が言う...
さてっ、って言われても...(>_<)

「どうします?見学、するの~?
それとも、同時進行で行く~?」

...えっ??
同時進行って、そんなの...( ̄▽ ̄)

もう、テンパってて、どうしていいのか分かんないでいると、智くんが、

「取りあえず、側で見たい...んで、分かんないことあったら、そこで教えて欲しいな...」


.........


ということで、なぜか俺と智くんは、体育座りでベッドの横に陣取った。

...マジでかっ??
今から、ここで~??

「かず...」

俺達が定位置に着いたのを確認した潤が、ニノの手を握った。

「...潤...」

ニノの目が急に変わった...
潤のことを見るその目が、見たことない妖艶な色になり...

ベッドの上で抱き合って、
潤の唇がニノのそれを塞いだ。

...潤に身を任せるニノ...
だんだんと激しくなるキスに、ニノから甘い吐息が漏れる。

ゴクリッ...
やべっ///
すげえ大きな音で喉が鳴った///


ふたりの舌が絡み合う様子が、よく見える。
卑猥な水音を立てながら、潤がかずの服を剥いでいく。

だんだん露わになるかずの白い肌...

「あっ...じゅん..いやっ...」

潤が手のひらで優しくニノの胸の粒を撫でると、聞いたこともない可愛い声で彼は鳴いた。

唇は離さずに、潤は自分のシャツも器用に脱いでった。

上半身裸になったふたりは密着して抱き合いながら、今度はお互いの脚の真ん中を撫で始めた。

......ふたりとも、もうスエットが///

お互いのを撫でていたけど、潤はかずの身体をベッドに沈めてスエットのゴムに手を掛けた。

「...いい?」

見下ろす潤の目が、とてつもなく、優しい...


...見てるだけの俺は、見てるだけなのに、熱が一点に向かって流れ出すのを、止められなくなっていた。


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