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【ハイキュー】ただ愛させて【BL】
第3章 fromYtoY
背中を向けて、貴方は歩き出した。
たった一言すら言葉を交わせないまま。
揺れる心のまま、子供の様に叫んだ。
「行かないで下さい…!」
「行かないで!ねぇ…」
それでも、僕の言葉は届かなかった。立ち止まりも、振り返りもしないで。
だから、僕も背中を向けて歩き出した。
-涙が零れ落ちてしまう前に行かないと--
幸せ過ぎるのは嫌いだと偽ったから?僕の強がりで手放した理想の未来。
取り戻せない、願い…。
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