• テキストサイズ

【ハイキュー】ただ愛させて【BL】

第3章 fromYtoY


背中を向けて、貴方は歩き出した。
たった一言すら言葉を交わせないまま。
揺れる心のまま、子供の様に叫んだ。

「行かないで下さい…!」
「行かないで!ねぇ…」

それでも、僕の言葉は届かなかった。立ち止まりも、振り返りもしないで。
だから、僕も背中を向けて歩き出した。
-涙が零れ落ちてしまう前に行かないと--

幸せ過ぎるのは嫌いだと偽ったから?僕の強がりで手放した理想の未来。
取り戻せない、願い…。
/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp