第2章 審神者になりました。
いつものように始まる朝。
いつもの時間に目覚めた。
いつものように身支度をするけれども1つ違うのは、もうしばらく着ることのないスーツ
初めて買った鞄、クタクタに履き慣れたヒールも...さようならだ。
『っし...』
鏡の前に立ちいつもは下ろしている髪を縛り上げ、リップを塗る。
前日に用意した、スカートにブラウスを着て改めて
いつ帰るか分からない部屋の中を改めて見て周り
確認をし終わる頃にちょうどインターホンが鳴ったと同時に
キャリーケースに手をかけ、ショルダーバッグにスマートフォンを仕舞うとドアに手をかけ扉を開けるとそこには田中太郎がいた。