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君と空

第1章 入学式


入学式も無事終わり、友達もできたし、とってもいい初日だった!
明日は部活の申請や、教科書配布といったスケジュールで結構大変だな〜。
「真紀〜!帰るよ」
優が呼んでいる
「う…うん!帰ろっか!」
2人並んで帰った。



校舎を出ると、朝に見た空とは違う空があった。
空は変わっていく…
一瞬でも同じ空になることはない…
めまぐるしく変わっていく…
まるで君のように変わっていく…
「ねぇねぇ!優はどの部活に入る?」
「ん〜?バスケに決まってるでしょ」
優は中学1年からバスケをやっている。
私も中学はバスケをしていた。
私は、バスケをしている優をみるのが好きだった。
無邪気にバスケをする姿や真剣な眼差し…
バスケをする優がとても愛おしかった。
「やっぱりか〜」
「真紀は何か入るの?やっぱりバスケ?」
私は前から決めていた。
「私はバスケ部のマネージャーになるんだ!」
胸を張って言った。
「マネージャー?女子の?」
「男子の!」
優のバスケをする姿を1番まじかに見たいから男子の、マネージャーをすることにした。
「え!?男子のマネージャー?なんで〜?」
「えっと… 優には教えないっ!」
顔が熱くなるのを感じる。
「教えてよ〜 ねぇ、真紀〜」
「いや〜…」
優をみるためなんて言えない…
ここは逃げるが勝ちだっ!
「ねぇ〜真紀?」
「ここまででいいからっ!また明日ね!」
早々と家に入っていく。
「ん?変な真紀〜 まぁまた明日〜」
明日は部活申請がある。
どんなチームなのか楽しみだ。
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