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君と空

第5章 空の下で


「それで?
真紀ちゃんって合宿くるの?」
「はい!
頑張らさせていただきます!」
元気いっぱいに答えた。
「次は…無理すんなよ…
倒れられたら…困るから…」
「千尋〜
そんな事いうなよ〜
泉だって、頑張ってきたんだから…
ってかお前が1番心配してただろ?」
月弥先輩が、神ケ谷先輩につっかかる。
「別に…!
心配はしたけど…
1番じゃないし…!」
神ケ谷先輩が否定する。
一応、心配はしてくれたようだ。
「ま〜た
照れんなって♪
かっわいい〜千尋♪」
月弥先輩に続いて、菜城先輩も
神ケ谷先輩をイジリだす。
そこに頼れる雪泉先輩!
「お前ら!
勝手に遊ぶな!
一応、練習中だ!バカ3人!」
「え〜酷くない?」
「俺、バカじゃないし!」
「いや…未希斗と凛はバカ…
俺は違う…」
この4人の絡みあいは結構、好きだ。
「いいから練習すんぞ!
バカ3人!
あっ!泉!
無理すんなよ〜!」
雪泉先輩は一言いい残し、
練習に戻っていった。
「はい!」
私は、大きな声で精一杯、返事をした。
「俺も練習いってくる〜
がんばれよ〜真紀!」
「うんっ!
頑張る!
優も頑張って!」
満面の笑みで私は答えた。













〜練習後〜
「久しぶりに練習みたけど、
相変わらずすごいね!」
「そうか?」
「ってか片付けろ!優!」
仮真くんだ…
「はぁ?
俺、片付けたし〜
今、真紀と喋ってるの〜」
「いいから片付けろ!
泉!こいつ借りるわ〜」
「うっ…うん!」
仮真くんが優を引きずっていく。
「蛍!
離せって!
やるから〜」
ん!?
下の名前で呼んでる…
ずいぶん仲良くなったようだ。
「仲良くなってなによりだね!」
私はボソッとつぶやいて、
片付けをはじめた。
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