第13章 ♤キズを癒やす手（牛島若利）番外編

「あ、はい。姫凪さんと……」

「姫凪と？？」

食いつく両親

イヤイヤ。その後
【付き合ってます】しかないじゃん
牛島さんもさ。高校生なのにそこまで
畏まらなくてもなー
両親も大体わかるだろ？
姫凪が男だぞ？
それ以外ないじゃん…

『コーヒーで大丈夫ですか？』

姫凪、タイミング考えろ
多分3人とも
そこそこ緊張してたはずたぞ？

ほら牛島さんとか
絶対に気まずいぞ？

「布施、こっちへ来てくれ」

普通！
まぁ、そうだよな。
この人がペース乱すわけねっか。

『はい？なんですか？』

姫凪が牛島さんに寄り添う

ヤッパリまだ痛むな……