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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結


『侑士さん出来ましたよ~』

心地いい姫凪の声が
聞こえる

「ん…今起きる…」

とは言ったものの頭がボーッと
してもうて中々動かれへん 

『大丈夫ですか?』

姫凪の声が近くなった
うっすら目を開けたらベッドの
脇に腰掛けた姫凪が
俺の顔を覗きこんでた

「うん…何とか…」

ただ…この体制はヤバイ
はよ起きな… 

『顔赤いですよ?熱高そう…』

姫凪がおでこを
合わせてきた
チョイまて!顔近い!!

「大丈夫や!姫凪の
料理食いたいなぁ」

慌てて体を起こし離れる
勘弁してくれ…生殺しやん…

『はい!出来てますよ~
自信作です!』

姫凪はキッチンから雑炊を
運んで来て俺が食べるのを
嬉しそうに眺めている

「上機嫌やん…どないした?」 

『私、好きな人に料理食べて
貰うのが夢だったんです♪』

照れ笑いを浮かべながら
言う姫凪
その台詞今の俺に言うたら
アカンよ…?

「…俺の事…好き?」

『ハイ!もちろんです❤︎』

ほら、そんな顔して笑うから
俺の理性のストッパー
壊れたやん

「風邪…うつしたらゴメンな」

俺はそう言って姫凪の唇を塞いだ

『んんっ、、、!』

姫凪は突然のことに
びっくりして目を丸くしてる
構わず抱き寄せ唇を合わす
姫凪とする
初めてのキスはもっと
ロマンチックにって思てたのに
そんなん言うてられんかった
姫凪が涙目になって
抵抗するのにも暫く
気付いてあげれんし

「…なんでそんな顔するん?」

念願のファーストキスの後に
出てきた言葉がこれって…
だってなぁ…姫凪が
めっちゃ怯えた顔してるんや
好きやって言われて
浮かれただけにショックが
デカかった…
そんなに嫌やったん??

『だって…私にはマダ早いって
兄様が…』

またかいな…こんな状況でも
兄様なん!?
普段の俺やったらキット
笑って”すまんな~”とか
言えてた思う
でも、アカンなぁ…熱で頭の
我慢線、一本緩んでたんかな
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