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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第9章 解けない魔法(東堂尽八)完結


東堂side

時は今よりも少しだけ遡る
放課後。今日は部活もないので
姫凪を誘いどこかへ行こうかと
思っていた

真波との噂のことも聞きたかったし
姫凪が帰る前にと教室ヘ急いだ
するとファンクラブで見たことのある
女子達が談笑していて声が
漏れてきていた

「ちょっと本当に行かせたの?」

「いいアイデアでしょ?」

「でも…あの中身って……」

「そ♡ゴム♡」

「寮に忍び込んであんなの渡されたら
相手その気になっちゃうかも」

「いいじゃん♡これであの子も
東堂様に近づかなくなるでしょ」

「鬼畜」

「どこが??相手に真波君を選んで
あげたのよ?優しいじゃない」

聞こえてきた会話で、今の姫凪の
状況がカナリよくない事は容易に
想像できた
一先ずコイツ等の事は後回しだ

姫凪を真波から助けださねば!
オレは寮の真波の部屋に急いだ

部屋の前に着くと二人の声が漏れてる
姫凪の甘い声に頭が真っ白になる
でも次に続いたのは真波への拒絶と
姫凪のオレへの気持ち

こんな状況なのに幸せだと思うのは
オレがどうかしてるのだろうか?
今すぐ姫凪を連れ去りたい
気持ちを伝えあい、そして姫凪と…
オレはヨコシマな考えを隠し颯爽と
二人の前に現れ
姫凪を助けだし…と思って
ドアを開けた先には押し倒された
姫凪と覆いかぶさる真波の姿

颯爽とスマートに格好良く等と
考えてた頭の中が嫉妬で埋まっていく
真波は追い払らえたが
それを涙ながらに見送る姫凪に
更にオレの嫉妬心は煽られる

オレ意外を見るなんて
許さんよ………
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