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【暗殺教室】キス魔なアイツ

第5章 海の時間


「あ、そう」


確かに磯貝なら大丈夫だろうけどさ。


「浅野クンはさ…」


「なんだ?」


「そんなに公にしたいの?

その…俺との関係…」


「あぁ。

その方が色々気を使わなくて済むからな。

こうして会ったり出かけたりするのも楽になる」


「そういうもんなの?」


「僕的にはな。

急にどうしたんだ?

まさか公表する気にでもなったか?」


「そんなんじゃない。

なんとなく気になっただけ」


「そうか」


「浅野クン、キスしたい」


なんかこう…ムラムラする。


「良いのか?

ここは君の嫌う人前だぞ?」


「…じゃあ我慢するから良い」


「冗談だ、そんなこと言うな」


「ん…」


顎を持ち上げ、軽くキスを落とす。


「もっと…」


「バレても知らないからな」


後頭部に手を回し、舌を滑り込ませる。


「ッ…ン…」


歯列をなぞり、舌を絡めると甘噛みをした。


「んっ…ふ…」


ゾクゾクとした感覚が背筋に走る。
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