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荊【R18】

第4章 離さない、教えてあげる。


牡丹は部屋を見回す。



しかし、部屋は真っ暗で何ひとつ確認することはできなかった。それに、部屋は少し肌寒い。









「ここに座っていて。」

「冷たいっ!」








牡丹の太腿の裏に冷たい刺激を受ける。
どうらや椅子に座らされたのだと理解する。








パチン








「眩しい…。」




ジャラッ








部屋は眩い光に包まれ、目が眩む牡丹は同時に脚に違和感を覚える。動かすたびにジャラジャラと音がなる。








「素敵でしょ。」

「え…。」






牡丹は情報の理解が追いつかず、呆気に取られていた。脚をを椅子に鎖で巻き付けられていた。








部屋は台、斧、槍、手錠、などなど他には見たことも無いような道具が、ダイニングと同じぐらいの部屋に、たくさん置かれていた。それに牛?と牡丹は疑問に思う。





ここは拷問部屋だと一瞬で察しがついた牡丹。

牡丹は座らせられた椅子に脚をM字に開かされて座らせられていた。







「世界中から集めた拷問道具…!
素敵だろう?」

「どこが…。」








牡丹は呟き後悔する。

ハヤトの顔色が笑顔から鬼のような顔に変わる。









怖い







「ああ、次のお仕置きの際には、
カラダに教えてあげるから心配しないで。
今日は、牡丹が誰のもの、なのかを教えてあげるよ。」









ハヤトはニコッと笑う。
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