第8章 幸せな時間
三井:待ったか…?
李咲:三井さん。大丈夫ですよ(ニコ)
三井:この前は…
李咲:それ以上謝ったら怒りますよ?私は大丈夫だと言ったはずです。
三井:でも…
李咲:でも…なんですか?
三井が李咲の頬に手を伸ばす
三井:お前を傷つけた…身体も心も…
李咲:三井さん…
三井:きっと前の俺だったら殺しても気がすまねーよ…
李咲:そんな事…
三井:それだけお前が大事って事だ。
李咲:ありがとう、ございます…
三井:なぁ、手…繋いでいいか?
李咲:え…?いいですよ(ニコ)…ぷっクスクス…
三井:な、なんで笑うんだよ///
李咲:ごめんなさい…でも以外で…
三井:お前もかよ…///
李咲:お前もってどうゆう事ですか?
三井:いや、いい…
李咲:何?聞かせてください!
三井:はぁ…あいつらにもいろいろ言われたんだよ。奥手だとか、グレてたからいろいろ~とか…
李咲:クスクス…でも嬉しいです♪三井さんが私の思ってたままの人で!
三井:俺はどんなヤツだと?
李咲:バスケが大好きで、なんだかんだで仲間思いで優しい人(ニコ)
三井:優しいか?
李咲:優しいですよ?私が大丈夫って言っても毎日謝ったり、手を繋ぐのもこうやってちゃんと聞いてくれたり…すごく大切にされてるって分かる。
三井:サンキューな(フッ)
李咲:こちらこそありがとうございます(ニコ)
三井:なぁ。
李咲:はい?
三井:名前で呼んでほしいんだけど…
李咲:えっと…
三井:もうあいつらにもバレてるし…そろそろ名前で呼んでくれねーか?
李咲:ひ、さしさん…///
三井:もう一度。
李咲:寿さん…///
三井:まぁとりあえずはそれで許す!
李咲:え?
三井:でもいつかは流川の事みてーに呼び捨てな(ニコ)
李咲:もしかしてヤキモチ…?
三井:わりぃーかよ。
李咲:三井さん。
三井:な、なんだょ…
李咲:耳貸してください。
三井:あ?あぁ…
三井がしゃがむと…
【ちゅっ】
三井:な!!
李咲:寿さん可愛っ♪
三井:今度は覚えてろよ///
李咲:はーい(ニコ)