第3章 それぞれの道
李咲:あの安西先生も…もしよろしければどうぞ…
安西先生:おや…私にまでくれるのかい?
李咲:はい。スポーツは部員だけじゃなくて先生や応援する人も部の一員だと思うんです…だから先生もどうぞ(^^)
安西先生:ありがとう…李咲くん…
李咲:いえ…
彩子:じゃぁ休憩終わりーー‼
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安西先生:では今日の練習はこれまでにしましょう。明日は皆遅刻しないように今日はゆっくり休みなさい。
全員:ありがとうございました!!
安西先生:李咲くん…
李咲:はい…
安西先生:ちょっと…
李咲:????
李咲が安西に着いていく。
桜木:オヤジなんで李咲を連れてったんだ?
木暮:さぁな…
赤木:お前はそんな事より基礎練習だ!!
桜木:へいへい…
三井:(安西先生…?)
流川:(なんだ?)
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安西と李咲
安西:日本での生活は慣れましたか?
李咲:はい。といっても一年位しか向こうにはいなかったので…
安西:そうだね…でもその一年でいろいろあったようだね…
李咲:そう…ですね…
安西:バスケは好きかね?
李咲:…はい、好きです。何よりも大切なものです。
安西:じゃあ、もし李咲くんがよければ彩子くんと共にあの子達を支えてやってくれないか…?
李咲:それって…
安西:マネージャーにならないかい?
李咲:凄く素敵なお話ですね…だからこそ少し…考えさせていただけませんか?
安西:分かりました。では楽しみに待っていますよ?
李咲:ありがとうございます(ペコッ)
そして明日から湘北の全国への挑戦が始まる…