第9章 頭を回転させるにはやはり糖分が必要
いつもの日常、万事屋では今天音と銀時だけ。
新八は買出しに、神楽は定春の散歩、という訳である。
だからと言って、何かがある訳でもなく銀時はソファーに仰向けになりJUMPを読んでいる。
そんな銀時とは反対のソファーに座り、何やらテレビ見ながらチラチラと銀時方を見て落ち着きのない様子。
最初は気にしていなかったがあまりにも頻度が多いので銀時はその状況に耐えられなくなった。
銀時「え!なに!すっごい気散るんだけど!!すっごい気になるんだけど!!」
天音「ひゃっ!!ごめんなさいっ!!!」
自分がみていた癖に気付いて居たのかと驚いたように銀時を見た。
銀時「何?銀さんに見とれちゃった?」
何て冗談を天音に言うが、そんな冗談が通じる訳もなく顔を真っ赤にして手を目の前でブンブンと振りまくる。
天音「ちっ、ちち違いますよっ!!」
ここまで露骨に否定されると心が痛む銀時。