第6章 忘れたい物事ほど思い出す

天音「………っ。」


泣き続ける天音を見て何とも言えない感情に襲われ、気付けば天音を優しく抱き締めていた。

そのまま銀時は天音が泣き止むまで
ずっと頭を撫でながら涙が止まるのを待った。


しばらくして天音が整ってきたのが分かりす少し安心する銀時。

するとようやく天音が口を開いた。


「…銀さん、恋愛感情って、なんですか…」


いきなり斜め上の質問をされ驚く銀時。


銀時「え。何って言われても、ねぇ…。」


感覚は分かっていても、口ではうまく説明出来ない銀時。
すると今度は更に銀時にとって衝撃な質問を天音は投げた。


「じゃあ……キスって、何でするんですか…」