第5章 相手の気持ちなんて結局は相手本人にしか分からない
銀時「マジかよ!分かって無かったんかいィィィ!銀さんもう心折れちゃうよ。バキバキだよ。粉砕骨折だよ。」
昼間から大声を出す銀時。
その後ろから肩をポンポンと叩き慰める新八。
そして、見向きもしない神楽。
今銀時は悲しみに暮れているのだった。
遡ること三十分前…
天音は何時ものようにお登勢の店の前を
掃除している所だった。
天音が来るまではたまがやっていたが
交代でやるようになり、今日が自分の番だった。
すると通りかかったのか土方が声を掛けた。
土方「よぉ、掃除とはご苦労なこった。」
天音「あ、土方さんこんにちは。」
いつも着ている制服とは違う格好の土方。
不思議に思った天音は問いかける。
天音「どうしたんですか?今日お休みなんですか?」
土方「あぁ、久しぶりの休みだぜ。」
煙草をふかしながら質問に答える。
するといきなり天音の叫び声がした。
天音「ああああああっ!!」