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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第13章 次の場所へ移動


大野視点

「入っていいか?」
 外から声がする。

(この声はチーフか?)

S「はい」
翔くんが返事をすると、チーフが入ってきた。


チーフ「問題はないようだな」
 車の中をキョロっと見回す。

N「はい ないです」
 ニノが返事をする。

(俺ら五人が一緒に居る時に、問題なんかおこるか!)


チーフ「このまま ヘリの待機場に向かう。狭いがここで着替えてくれ」


A「分かりました」
 相葉ちゃんが移動する。



 一人三席をマイスペースにして振り分けている。


持ってきたリハ用の私服


 衣装のボタンをはずしいると車のエンジンが動き出し一定のリズムを刻みだす。


(本当に着替えながらかよ…)



チーフ「着替えながらで、いいから 耳に入れてくれ


  今回のヘリコプターは『マカニ・カイ・ヘリコプターズ』所有の機体を借りた。

 1988年に創立されたハワイでは実績のある有名な会社。

  操縦士さんの名前はミヤサト エイキさんという

  ミヤサトさんは、操縦歴26年の大ベテランだ。

  乗り込む際にきちんと紹介するが
  自分の命を預ける人だからな、失礼のないように!」


N「わかりました」
 いつの間にかすわっているニノが返事をした。




 駐車場に着いて車が止まった。
 車の扉が外から開くのを待つ。



スタッフ「お疲れ様です」


 扉があくとすぐ相葉ちゃんが降りていく。


 外に出るとメンバーにイヤモニの装備を付けていくスタッフが群がっていた。



スタッフ「ご準備できましたね?

  皆さんにパイロットを紹介しますので、こちらへどうぞ!!」


 誘導された先に沢山の現地の人達。


 パイロットの人とチーフが握手している。
 翔くんがカッコよく英語で自己紹介をして握手をする。


(わ!おれ あんなにカッコよく言えない!!)
 

 松潤が自分の事『MJ』と呼んでと、リクエストしてウケている。


(俺は、何て…呼んでもらおう?
 リーダー?変だろ…
 絶対翔くんをリーダーだと思ってるから… 名前だけ言おう)


「I’m satoshi oono.」



パイロット「!! OHHNO~」
 豪快に笑われた。


(オーノー じゃねーよ オオノ!)
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