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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第10章 仲良くお仕事に行きましょう


櫻井視点

A「翔ちゃんが間違えたの?」
 雅紀が体を乗り出す。

「いや わかんないけど 無意識で砂糖入れちゃったかも…」
(入れた感じはないけど…空があったから…)


N「あ…翔さん!」
 ニノが少し高いトーンで俺を呼ぶ。

ニノの方を向くとニコッと笑ってくれた。

(あぁ 俺のミスを流してくれるのね…)


N「こっココのコメント 英語にしたいんで、適切な言葉考えてください!!」
 話を変えてくれるニノ。


「どれ?」
せっかくのニノの好意をありがたく受け取る。


N「これ…」

 指さした所は【結成秘話】説明だった。


(ここかぁ そうだなぁ
 オフィシャルな事を言う方が良いよね…)


ニノのパソコンに英文を打ち込む。



「どう?」

A「翔ちゃんがイイなら それでイイんじゃない?」
 雅紀がサンドイッチをかじりながら言う。

「そういわれると、困るよぉ」


N「適当発言 やめてくれません」
 雅紀を見上げるニノ。

M「ココ相葉くん担当ね!」

A「え!!! 翔ちゃん! もっと簡単な単語にして!!」
 肩にすりつく雅紀。

「クっ 担当は拒否しないんだね?」
ニヤッと笑いならグイッと押す。

A「振り分けるんでしょ? 難しい所やだぁ」
 ブンブン頭を振る雅紀。



M「あ!もう こんな時間だ!」
 時計を見て声を上げる潤。


(もう 八時回ったのかぁ)
自分の腕時計を確認する。


N「上の階に行く?」
 両手を伸ばして首を回すニノ。



A「翔ちゃん お鬚剃る?」
 雅紀が俺の顎を触ろうと手を伸ばしてきた。

「髭?」(寝る前に剃った…けどなぁ)
顎を触る。



N「あーーばぁさーん」
 和也が気の抜けた声で雅紀を呼ぶ。

A「はいは-い」
 雅紀がクルンと回ってニノ方に体を向ける。


N「これ 片づけて…」
 テーブルに乱雑している箸や皿を指さしている。

A「はーいなぁ」
 手早く片づけていく雅紀。



(うーん やっぱ ひげ剃ろう…)
顎を触りながらバスルームに体を向ける。




M「んじゃ 一度部屋に帰ってくるね」
 立ち上がった潤。

N「ん じゃ俺も…」
 和也もパソコン抱えて立ち上がる。


 智くんも立ち上がる。


(じゃ 俺は 俺の準備しましょ)
バスルームの大きな鏡を見るために入る。
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