第10章 仲良くお仕事に行きましょう

相葉視点

Ｓ「なになに　みんな　立ち上がってどうしたの？」
　翔ちゃんがやって来た。


Ｍ「んー　ちょっとね」
　潤ちゃんが返事をする。



Ｎ「ちょっとじゃないですよ！だいぶ甘い！！」
　ニノの不機嫌な声が響く。


（そうだよ！・・・へ？　甘い？）


Ｓ「え！甘い！」
　翔ちゃんも驚いている。

　大ちゃんがベーっと舌を出している。

（どうゆうこと？）


Ｓ「にの　ごめん…」
　翔ちゃんが小さく謝っている。



「翔ちゃんが間違えたの？」
体を乗り出して聞く。

Ｓ「いや　わかんないけど　無意識で砂糖入れちゃったかも…」
　考えながら言う翔ちゃん。


（なーんだ
　ブラックじゃなかったから　驚いたんだね


　もう　カズったら
　お騒がせなんだからぁ！！）



Ｎ「あ…翔さん！
　　こっココのコメント　英語にしたいんで、適切な言葉考えてください！！」
　カズが仕事の話を始まる。

Ｓ「どれ？」
　翔ちゃんも仕事をする顔になってパソコンを覗く。

Ｎ「これ…」
　指さしているニノ。


（ふふ🎵修正中？いや機嫌取りちゅうぅなのねぇ～）


ニノの頭を見ていると、大ちゃんと目が合った。

（大ちゃんじゃなくて　よかったよぉ）
ニコッと笑顔を送る。




お皿の上の玉子サンドが寂しそうにしている。

（朝はちゃんと食べたほうが良いんだけどなぁ）

玉子サンドを一切れつまむ。

（うん　旨い）




　パソコンのできる三人は画面とにらめっこ。

Ｓ「どう？」
　翔ちゃんが顔をあげて聞く。

　潤ちゃんとカズと一緒に画面を見る。

（うん。見事な英文だね）
「翔ちゃんがイイなら　それでイイんじゃない？」
レタスサンドを噛る。

Ｓ「そういわれると、困るよぉ」
　翔ちゃんがコーヒーを飲みながら肩を落とす。

Ｎ「適当発言　やめてくれません」
　カズを見上げる。


Ｍ「ココ相葉くん担当ね！」
　潤ちゃんが言い切る。

「え！！！（この英文覚えるの？）
　翔ちゃん！　もっと簡単な単語にして！！」
翔ちゃんに肩にすりよる。


Ｓ「クっ　担当は拒否しないんだね？」
　翔ちゃんがニヤッと笑って押し返してくる。


「振り分けるんでしょ？　難しい所やだぁ」
ブンブン頭を振る頼み込む。