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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第24章 休憩しよう


二宮視点

スタッフ『すみません 機材チェックします お時間ください』
 運営スタッフから 全体連絡が入る。



(機材チェック? 不具合?)


犬養くんがステージに上がって来た。


M「なんか あったか?」
 潤くんが情報を聞いている。

犬養「配線を通している溝を補強するそうです」


(それ…表向きだろ?

 ふう

 動かないと寒くなるんだけどなぁ…)

少しだけ重くなったTシャツを抓む。



M『俺たち着替えしまーす』
 マイクを通して、休憩を宣言する潤くん。



「着替えるの?」
潤くんの側に歩いて行く。


M「うん
  濡れたまま待ってると、体に悪い 一度コンテナに戻ろう」
 ニコッと笑う潤くん。


(このまま 踊っていれば)「大丈夫だけど…」
摘まんだTシャツを離す。


M「俺が着替えたいの!」
 強い目で俺をみつめる潤くん。


「あ、うん(潤くんがそうなら)分かった」



メインステージを通って コンテナに向かって歩いて行く。




浜地「お疲れ様です お茶とお菓子を用意しています」
 ニコニコ近づいて来る浜地。


「ホットのミルクティーがいいな」
(あったかい方が喉に良い…)

浜地「かしこまりました」
 ニコニコ頷く浜地。


A「俺もいい?」
 マー君が駆け寄って来た。


浜地「相葉くんもですね 了解です」
 ニコニコ対応する浜地。


(飲みたけりゃ「本郷君に言えばいいのに」俺のマネ使うなよ)


A「いいじゃん 浜ちゃんのお茶の方がおいしいもん!」
 浜地に抱き付くマー君。


浜地「褒めても何も出ませんよ」
 嬉しそうな浜地。

A「ホントの事だもん」
 満点の笑顔のマー君。



(確かに 浜地のお茶は一番うまい それは認める)


浜地「相葉くんにはホットより アイスですね」

A「どっちでもいいよ」


浜地「さっそく用意しましょ」

 楽しそうに話す二人を置いてコンテナに向かう。



吉桜「お疲れ様です」
 コンテナの前に直立で出迎える翔さんの新人マネ。


「ああ おつかれ…」

返事をしていると「アイスカフェオレ作って!」と翔さんが走って来た。


吉桜「はい 只今!!」
 俺の返事を聞かずに キッチンがあるコンテナに走って行く新人君。


(俺はスルーかよ)
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