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In the cherry-colored sigh

第2章 近づく距離、触れるクチビル。




「何怒ってんの?


あ、キスしたのまずかった?


ははは、ゴメンゴメン。


でも、あんなに近づいてキスするなって言われてもムリっしょ。


しかも好きな子だぜ?


しない方が男じゃないって!


そんな言ってっけどイヤじゃなかったっしょ?


……やっぱり。


そんな可愛い俺の彼女様にリクエストしまーす。


もう1回、させて――――?」

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