• テキストサイズ

ロイヤル ミルク ストーリー

第4章 空腹







そんな私に彼の方も

疑問を持ったのか

ゆっくりと近寄って来ると

ドカッとソファーに座り



横山「何か言いたい事があるん?」



彼はそう言いながら

私に優しく微笑んだのだ



私は一瞬だけ躊躇したのだが

彼に思い切って

聞いてみる事にしたのだ



「あのぉ・・・・

今日、テレビに出てましたか?」




私は必死に言葉を選んで聞くと

彼は照れ臭そうに笑ったのだ

その笑顔に私は

何故か驚いていた



そんな私の気持ちを

知らない彼は言った




横山「あれ、生番組やからな

飲みに行った後に直行したんや」




「!!!!!!!!!!!!!!!」




やっぱり彼だったんだ



私の驚いた顔に

彼は不思議そうな顔をしながら




横山「もしかして

何も知らんかったんか?」



私は驚きながら何度も頷いて見せた




そんな私を見ると

彼は突然に落ちこみながら




横山「俺も、まだまだって事やな・・・」



その落ち込みに

自分が悪い事をしたのかと思い


私は焦りながら言った




「私、仕事を探していたりで

テレビを見る暇なかったから

前の生活も、忙しくって・・・」




その言葉に彼が私を見る

私も彼を見つめる





横山「アイドルなんやけど

これでも・・・・・」




「・・・・・・・」




私の頭の志向が止まる

アイドル?




/ 79ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp