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Children story movies.

第2章 キャスト決定!



洗い物を終えて部室に戻ると、大地さんしかいなかった。

澤「おーおつかれ。」

そら「大地さんも、お疲れ様です」

座って台本とか読んでると思ったのに、
他の先輩が放置したままの月バリや
その他雑誌をキチンと角を揃えて片付けていた。

そら「もう大地さん、座っててくださいよ。
部長さんなんですから、こういうのは
私に言ってください。」

笑いながらそう言うと、

澤「いーよ、後輩に任せてばっかじゃ
天狗になっちゃうだろ?」

そんなことないくせに。
とか思うけど言うと謙遜されるから言わない。

澤「土日にやるか、平日やるかだなぁ。」

そら「他の所も歓迎会やるでしょうし、
あまりかぶりたくないですよね…」

澤「そーだなぁ。
知り合い見つけていなくなりそうな奴らいるもんなぁ……」

脳内で田中達がそんなことないって叫ぶ。

パッパッと振り払って、日付を探す。

澤「練習終わりに飲むのもいいなぁ…」

そら「やっぱお酒ある方がいいですよね。
それからたくさんの料理。」

胃袋の大きさがハンパない。

飲み物のようにパクパクと食べる。

お店の人大変だろな、っていつも思う。


みんな、スポーツ選手だしそうなんだろな。


そら「焼肉……?」


わー、女子ぽくないじゃーん


澤「おぉ!やっぱりそうだよな!」


大地さんも同じことを考えていたらしい。


お酒、食べ物、時間、場所。

被る可能性はあるけど、頑張れば大丈夫。


そら「そうですね。メニューも食べ放題とか、コースとかにして、
料金固定なら、食べ過ぎても大丈夫ですね。」

割り勘とかにすると、酷い。

お財布が痛い思いするからね。

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