一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
『兄ちゃん、私の話を…』
このままじゃ白布さんが
完全に悪者になっちゃう!
「姫凪は黙ってろ!
母ちゃん心配してるから帰るぞ!
白布さんスイマセン
これで失礼します」
有無言わさず私の腕を引いて
白布さんに背を向ける兄ちゃん
せっかくの色々なチャンスが…!
泣きそうになる私と
黙ったまんまだった白布さん
このまま、また次を待つの?
そんなの嫌!
『兄ちゃ…』
「待て、五色」
私が白布さんを振り返るより
兄ちゃんを止めるより早く
白布さんが私達の歩を止める
「な、なんスか?
姫凪を連れ込みたいなら
俺を倒してから…」
「ぁん?」
「ヒィッ!スイマセン!
でも、でも!
俺は姫凪を連れて帰れって
母ちゃんに頼まれてますから!
その…渡すわけにはいきません!」