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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)


はしゃぐ姫凪に
表面的には呆れた顔しつつ
心の中は取り返しのつかないほど
ダラシない顔をして
駅前へ車を走らせる

コインパーキングに車を駐めて
商店街で和菓子を買って
姫凪のご希望の
クレープワゴンへ

すると…

「おい…此処に俺が並ぶのか?」

ワゴンの前には女子高生
ガードレールに座って食ったり
ワゴンに凭れて食ったりと
大盛況だ

たまに彼氏らしき男子高校生もいるけど
どいつもこいつも
恥ずかしそうにキョロキョロしてる

『並ばなきゃ買えないじゃん』

そうだよ、そうだけどよ!

「一人スーツって
死ぬ程浮くだろ…」

地獄だ
好奇の目に晒される一択じゃねぇかよ

尻込みする俺を察したのか

『あ…じゃあ…
一人で行ってくる…
車で待ってて
その代わり私のチョイスだかんね!』

姫凪が一人でワゴンへ走り
女子高生の列に並ぶ
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